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クラウド・コンピューティング 西田宗千佳著



ブロードバンドの普及とコンピューター、ソフトウェア技術の向上により、ソフトウェアの世界に次のような現象が起きている。

・ソフトウェアは利用者がパッケージを買ってきてインストールしたりバージョンアップしたりするものではなく、ネットを介して利用することが普通になってきた

・ソフトは「ツール」というより「サービス」の形態で提供されるようになった

・その基盤となっているのがブラウザーとブラウザー上で動く「ウェブアプリ」であり。

アンドロイド
Googleの携帯電話向けOS。携帯自体はGoogleが販売するのではなく、形態電話メーカーが行う。アンドロイドは無料で提供している。無償提供している理由としては、ウェブ利用はパソコンで10億台に対して、携帯電話は30億台が世界に出回っており、Google検索を携帯電話で一般化し、結果として収益を上げようとしているため。

モバイル技術(ワイヤレスブロードバンド、スマートフォン)の発展と、ゲーム機器や家電の「コンピュータ化」により、次のような現象が起きている。

・アイフォーン、ブラックベリーに見られるような携帯電話の「ネット端末化」

・ネット経由でデータを常に最新の状態に保つサービスの普及

・同じような流れはゲーム機器や家電にも及んでいる

・ネットの力を利用することで、すべての家電機器がコンピュータ化し、パソコンと同じような「サービス」を利用できるようになってきている。

Gmail
Gmailの最大の利点は大容量ではない。それを履き違えたウェブメール提供会社はこぞって大容量化を果たしたが、Gmailには到底互角で渡り合えなかった。1GBという容量は、一生メールを消さずに使えることを狙ったもの。Gmailの革新の本質は操作性の良さにある。Ajax技術を駆使して、ショートカットキーで思い通りに操作が可能。

Gmailの利点
1.迷惑メールの排除(Gmailには迷惑メールを自動的に排除する機能が付いている)
2.検索機能の優秀さ(Google検索同様、ほぼ一瞬で検索結果が出てくる)
3.携帯電話とパソコンの連携(携帯電話向けGmailサービスも用意されている)

グーグルは世界でも大量のハードディスクを保有する企業だが、10万台のパソコンを使用した結果分かったことは、ハードディスクは使い始めて5年間で四分の1のハードディスクが何らかの故障をしているとのこと。

一般的なパソコンはハードディスクを1台しか搭載していない。しかし、クラウドに使われるサーバーは複数のハードディスクを搭載し、データを重複して記憶する仕組みが採用されている。つまり、個人でデータを保有するよりもクラウドのほうがデータ消失しにくいと言える。

クラウドの概念
クラウドの言葉の生みの親はGoogleのエリックシュミット氏。2006年8月、サーチエンジン戦略会議の中で以下のような発言をした。「我々は、まさにいま新しいモデルに直面しています。ですが、それがどのくらい大きなチャンスをもたらすか、理解していません。(中略)PCかマックか、携帯電話かは無関係です。"雲(クラウド)"のような、巨大なインターネットにアクセスすれば、その利益、恵みの雨を受けられる時代になっています。」

クラウドの特徴
1.サービス化
インターネットの向こうあるサーバーで処理を行い、処理結果の確認のために携帯電話やPCを利用する。

2.ボーダレス化
サービス化したソフトを利用できるウェブブラウザさえあれば、携帯電話、パソコン、テレビといったことが問われない。どこでも、どのような機器からでも同じサービスが受けられる。

3.分散
データはサーバー内にあって、複数の機器にまたがって保持される。

4.集約
Web上にあるサーバーで処理を行うというのであれば、個人が持っているパソコンや携帯電話に、それほど能力が必要なくなる。

一言で言えば、クラウドとはネットワークの力を最大限に発揮することを前提としたコンピュータの利用形態ということになる。

クラウドは、最初から方向性を持った「技術」ではなく、それぞれ独立して発展した様々な技術革新の成果が現れた、一つの「現象」である。

クラウドの問題点
1.プライバシーの問題
その企業は本当に信頼できるのか?ということ。ウェブ上に画像データや個人情報データを預けており、それらの情報がたとえばハッキングされたりして他に漏れ出す可能性はないかという危険性がある。

2.通信依存
「通信の切れ目」が「サービスの切れ目」となる。GoogleではGearsと呼ばれる、ウェブの最新情報を常に取り込んでおいて、回線がつながっていないと判断するとGears内の一時情報を利用する仕組みを持っている。たとえば、グーグル・カレンダーなどはGearsに対応している。

3.信頼性の確保
SLA(サービスレベル・アグリーメント。サービス品質保証制度)が上がらないと業務に使えない。つまり、サーバーのメンテナンスやトラブルで使えなくなる時間があるというリスク。大企業にとってはこれがクラウドを積極的に使えない理由となりうる。

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